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●マツとの出会い
 みゅーと死別した年は、猛暑でした。
 我が家の軒下からは、暑さに耐え切れなくなった目も開かないスズメの雛が落ち、2度ほど保護しましたが助かりませんでした。みゅーが死んでしまったのと同様に、またまた命を救えない自分に落ち込んでしまいました。
 そんな時、「猫、飼う気ない?」と知人から聞かれたのです。なんでも、ペットショップの前に置き去りにされた3匹の仔猫がおり、これ以上、もらい手が見つからなければ処分するというのを譲り受け、親に内緒で自室で飼うんだとか。でも、踏ん切りがつきませんでした。また、すぐに死んでしまうのではないか、もし死んでしまったら立ち直れない、これ以上哀しい思いをしたくない…。そんな状態が2ヵ月も経過したでしょうか。知人から悲痛な声が聞こえてきました。
「大きくなってきて暴れ方が尋常じゃなくて、これ以上、飼えない。親にばれたら捨てられちゃう!」
 私はようやく「会ってみてもいいかも」と思えるようになりました。